【初心者向け】不動産売却の基礎知識!流れ・費用・税金を分かりやすく解説


「長年住んだマイホーム、いくらで売れるのかな?」

「不動産売却って、何から始めたらいいのかさっぱり分からない…」

いざ家を売ろうと思っても、人生で何度も経験することではないため、不安や疑問を感じるのは当然です。大きなお金が動く取引だからこそ、「損をしたくない」「失敗したくない」という気持ちも強くなりますよね。

不動産売却をスムーズに進め、納得のいく価格で手放すためには、全体の流れと発生するコストを正しく把握しておくことが何よりの近道です。

この記事では、初心者の方でも安心して取り組めるよう、不動産売却のステップから、かかる費用、そして気になる税金までを噛み砕いて解説します。最後まで読めば、売却の全体像がすっきりと理解でき、自信を持って一歩を踏み出せるはずです。


1. 不動産売却の全体的な流れ

不動産を売りに出してから、実際にお金を受け取って引き渡すまでには、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度の期間がかかります。まずは大きな流れを確認しましょう。

ステップ1:売却相場のリサーチと査定依頼

まずは自分の家がいくらくらいで売れそうか、近隣の類似物件をネットで調べてみましょう。その後、不動産会社に具体的な「査定」を依頼します。

ステップ2:媒介契約の締結

信頼できる不動産会社を選んだら、売却活動を依頼するための「媒介契約」を結びます。これによって、不動産会社がポータルサイトへの掲載やチラシ配布などの宣伝を行ってくれます。

ステップ3:売却活動と内覧対応

購入希望者が現れると、実際に家を見に来る「内覧」が行われます。部屋を綺麗に掃除し、明るい印象を与えることが早期売却のコツです。

ステップ4:売買契約の締結

価格や引き渡し時期などの条件が折り合えば、買主と売買契約を結びます。この際、買主から「手付金」を受け取ります。

ステップ5:決済・引き渡し

住宅ローンの完済手続きや登記の変更を行い、残りの代金を受け取って鍵を渡せば完了です。


2. 売却にかかる諸費用をシミュレーション

不動産が売れた金額が、すべて手元に残るわけではありません。売却には一定の経費がかかります。一般的には売却価格の4%〜6%程度を見込んでおくと安心です。

仲介手数料

不動産会社に支払う成功報酬です。上限は「(売却価格 × 3% + 6万円)+ 消費税」と法律で決まっています。

印紙税

売買契約書に貼る収入印紙代です。取引金額によって数千円から数万円程度かかります。

抵当権抹消登記費用

住宅ローンが残っている場合、銀行の担保を外すための手続き費用です。司法書士への報酬を含めて2万円〜5万円程度が目安です。

譲渡所得税(利益が出た場合)

購入時よりも高く売れた場合に発生する税金です。ただし、マイホームの売却には大きな控除制度があるため、実際に支払わずに済むケースも多いです。


3. 手残りを増やす!税金の特例と控除

「せっかく高く売れたのに、税金で持っていかれるのはもったいない」と感じる方へ。不動産売却には、知っておくべき強力な節税ルールがあります。

3,000万円特別控除

自分が住んでいる家を売る場合、所有期間に関わらず、利益(譲渡益)から最大3,000万円まで差し引ける特例です。多くの場合、この控除によって税金がゼロになります。

10年超所有軽減税率の特例

10年以上住み続けた家を売る場合、通常よりも低い税率が適用されます。長く住んだマイホームを売却する際の大きなメリットです。

買い換え特例

新しく住み替える家の方が高い場合、今回の売却で発生する税金を将来に先送りできる制度もあります。


4. 失敗しないための3つのポイント

不動産売却で後悔しないために、以下の3点は必ず押さえておきましょう。

  1. 一括査定を活用して比較する: 1社だけの査定では、その価格が適正かどうか判断できません。複数の会社を比較することで、相場観が身につき、熱心に動いてくれる担当者を見極められます。

  2. 余裕を持ったスケジュール: 「いつまでに売りたい」という期限が迫りすぎると、焦って値下げをしてしまいがちです。最低でも半年程度の期間を見ておきましょう。

  3. 家の不具合は正直に伝える: 雨漏りやシロアリ被害などを隠して売ると、後から損害賠償を請求される「契約不適合責任」を問われるリスクがあります。不具合は査定時にすべて伝え、納得の上で購入してもらうのが一番の安全策です。


5. まとめ:まずは「今の価値」を知ることから

不動産売却は、一見難しそうに見えますが、正しい手順と費用を把握しておけば、決して怖いものではありません。

まずは、自分の家が今どのくらいの価値があるのか、プロの査定を受けて現状を把握することから始めてみませんか?具体的な数字が見えてくることで、住み替えや資産運用の計画がぐっと現実味を帯びてくるはずです。

あなたの不動産売却が、新しい生活への素敵な第一歩になることを応援しています。


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