シミ取りレーザー後の保護テープ、毎日張り替えるべき?正しいケア方法を解説
「ついに長年のシミをレーザーで治療!でも、この保護テープって毎日張り替えた方がいいの?」「剥がれちゃったけど、また貼らなきゃダメ?」
シミ取りレーザー治療後のテープケアは、仕上がりを左右する大切なプロセスです。間違ったケアをしてしまうと、せっかくの治療が無駄になってしまうこともあります。
ここでは、シミ取りレーザー後の保護テープの正しい使い方や、張り替えの頻度、注意点について、分かりやすく解説します。
保護テープの役割とは?
シミ取りレーザー後の保護テープは、単なる絆創膏ではありません。その主な役割は以下の3つです。
外部刺激からの保護: 治療後のデリケートな肌を、紫外線や乾燥、ホコリなどの外部刺激から守ります。
色素沈着の予防: レーザー後の肌はメラニンを生成しやすい状態です。紫外線は大敵なので、テープでしっかり遮断することが大切です。
湿潤環境の保持: 傷の治癒を促すために、テープの下を適度な湿潤環境に保ちます。
毎日張り替えるべき?正しい張り替えの頻度
結論から言うと、テープの種類や状態によります。
ハイドロコロイド素材のテープ(キズパワーパッドなど)
このタイプのテープは、傷口から出る体液を吸収して白く膨らむ性質があります。
基本的には、テープが自然に剥がれるまで貼りっぱなしでOKです。毎日張り替える必要はありません。
逆に毎日剥がしてしまうと、治りかけの皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
薄い肌色の保護テープ
治療を受けたクリニックで処方されることが多いテープです。
汗をかいたり、水に濡れたりしてテープの端がめくれ上がってきた場合のみ、新しいものに張り替えましょう。
テープがしっかり貼れている場合は、無理に剥がさずそのままにしておくのが基本です。
張り替えるときの注意点
もしテープを張り替える必要がある場合は、以下の点に注意してください。
清潔な手で行う: 手を石けんでよく洗い、清潔な状態で行いましょう。
優しく剥がす: 勢いよく剥がすと、せっかく治りかけている皮膚を剥がしてしまう可能性があります。ゆっくりと、皮膚を押さえながら優しく剥がしてください。
新しいテープを貼る前に: 汗や水分を優しく拭き取ってから、新しいテープを貼りましょう。ゴシゴシこするのは厳禁です。
剥がれたらすぐ貼る: テープが剥がれてしまった場合は、そのまま放置せず、できるだけ早く新しいテープを貼り直してください。
テープを貼らないのはダメ?
「テープを貼らない方が早く治るのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、医師の指示がない限り、テープは必ず貼るようにしましょう。
テープを貼らないと、紫外線による色素沈着のリスクが高まります。また、外部の刺激に直接さらされることで、炎症が起きたり、傷の治りが遅れたりする可能性もあります。
せっかく高額な費用をかけて治療したのですから、ダウンタイム中のテープケアも手を抜かず、美しい仕上がりを目指しましょう!