移植後から判定日まで「症状なし」でも大丈夫!陽性判定をもらった私が語る、不安を乗り越える方法
「移植後、みんなはどんな症状があるんだろう…?」
「胸が張らないし、お腹も痛くない。もしかして、今回もダメなのかな…」
もし今、あなたが移植後から判定日まで症状なしで、不安な気持ちでいっぱいなら、この記事はきっとあなたのお役に立てるはずです。
私も、体外受精の移植後、ネットで「移植後 症状」や「移植後から判定日まで 症状なし」と検索する日々でした。先輩方のブログや知恵袋を見て、「みんなは着床痛があるんだ」「つわりみたいな症状が出てる人もいるんだ」と知っては、自分の体に何も変化がないことに落ち込んでばかりいました。
でも、結論からお伝えします。
「移植後から判定日まで症状なし」でも、陽性判定をもらうことは十分にあります!
この記事では、移植後から判定日まで症状なしだった私が、どのようにして不安な日々を乗り越え、無事に陽性判定をもらったのかを、実体験を交えながらお話ししていきます。
1. 移植後の「妊娠初期症状」って、本当にみんな出るの?
「妊娠初期症状」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
胸の張り
下腹部のチクチクとした痛み(着床痛)
吐き気やだるさ(つわり)
眠気
頻尿
など、様々な症状が挙げられますよね。
しかし、これらの症状は、あくまでも「可能性のあるサイン」の一つであり、必ず出るものではありません。
特に、移植後から判定日までの期間は、まだ妊娠超初期にあたるため、ホルモンの変化がごくわずかです。そのため、身体に何も変化を感じない方がいても、全く不思議なことではないのです。
2. 私の「移植後から判定日まで症状なし」な日々
私の場合は、移植後から判定日まで、本当に何も症状がありませんでした。
胸の張りはいつも通り
下腹部の痛みもなし
吐き気や眠気もいつもと変わらない
食欲も普段通り
「これは今回もダメだったな…」と、半ば諦めかけていました。
SNSやブログで見る「着床痛があった!」という投稿を見るたびに、焦りや不安が大きくなっていきました。
でも、今振り返ってみると、あの症状がない日々も、赤ちゃんがゆっくりと成長してくれている大切な時間だったのだと感じます。
3. なぜ「症状なし」でも妊娠するの?その理由を解説!
「症状がないのに妊娠するなんて、どういうこと?」そう思いますよね。
これには、いくつかの理由が考えられます。
理由①:感じるか感じないかは「人それぞれ」
前述の通り、妊娠初期症状の感じ方は、本当に人それぞれです。
ホルモンの変化に敏感な方もいれば、鈍感な方もいます。
**「症状がない」のではなく、「症状に気づいていない」**だけの可能性も十分に考えられます。
理由②:ホルモン剤の影響
不妊治療では、ホルモン補充周期で移植を行うことが多いため、プロゲステロン(黄体ホルモン)を補充する薬を服用します。
このプロゲステロンは、妊娠初期症状と似た症状(眠気、胸の張り、だるさなど)を引き起こすことがあります。
そのため、妊娠による症状なのか、ホルモン剤による副作用なのかを見分けるのは非常に難しいのです。
理由③:赤ちゃんの生命力
症状がないからといって、着床していないわけではありません。
赤ちゃんは、お腹の中で力強く、静かに成長を続けてくれています。
**「症状がない=着床していない」**という不安な気持ちは、一旦横に置いて、赤ちゃんの生命力を信じてあげましょう。
4. 不安な気持ちを乗り越えるために私がやったこと
「そうは言っても、やっぱり不安…」という気持ち、とてもよくわかります。
私が移植後から判定日までの間に、不安な気持ちを少しでも和らげるためにやったことをご紹介します。
①:ネット検索を控える
「移植後から判定日まで 症状なし 知恵袋」と検索するのを、思い切ってやめました。
他の方の体験談は参考になることもありますが、自分と比べて落ち込んでしまう原因にもなります。
②:体を冷やさない
「体を温めること」は、血行を良くし、着床を助けると言われています。
暖かい飲み物を飲んだり、お腹や腰周りを温めたり、冷え対策を意識して過ごしました。
③:「今」を楽しむ
赤ちゃんが来てくれることを信じつつも、「今」を大切にしました。
好きな映画を観たり、美味しいものを食べたり、散歩をしたり…。
判定日のことを考えすぎずに、穏やかな気持ちで過ごすことを心がけました。
5. まとめ:「症状なし」でも希望は捨てないで!
移植後から判定日まで症状なしで、不安な気持ちを抱えているあなたへ。
それは、決して「妊娠していないサイン」ではありません。
もしかしたら、お腹の中の赤ちゃんは、静かに、そして力強く成長してくれているのかもしれません。
どうか、自分を信じて、そして、お腹の中の小さな命を信じて、穏やかな気持ちで判定日を迎えてください。
あなたの心に、少しでも温かい光が灯ることを願っています。