【保存版】大阪串カツの歩き方！二度漬け禁止のルールから通の食べ方まで
大阪の街を歩けば、どこからともなく漂ってくる香ばしい香り…そう、それこそが大阪グルメの代表格、「串カツ」の誘惑です！熱々の揚げたてを特製ソースにドボンとつけて頬張る瞬間の幸福感といったら！でも、「二度漬け禁止」ってよく聞くけど、それ以外にも何かマナーがあるの？有名店以外にも美味しいお店ってあるの？
ご安心ください！この記事を読めば、あなたも明日から立派な串カツ通！串カツの基本的な楽しみ方から、絶対に外せないマナー、そして「だるま」や「さくら」といった有名店だけじゃない、地元の人に愛される隠れた名店まで、串カツの奥深い世界を徹底的に解説します。さあ、一緒に大阪の串カツ道を極めましょう！
1. まずはココから！大阪串カツの基本と楽しみ方
大阪の串カツは、衣が薄く、具材の味をしっかり楽しめるのが特徴です。揚げたてアツアツを、冷たいビールと一緒に流し込むのが最高の贅沢！
1.1. 串カツってどんな料理？
串カツは、肉や魚介、野菜などを串に刺し、衣をつけて油で揚げた料理です。お店によって衣の配合や油の種類、揚げる温度が異なり、それぞれの個性があります。外はサクサク、中はジューシーに揚がった串カツは、まさに至福の味！
1.2. 注文から食べるまでの一連の流れ
お店に入ったら、まずはドリンクを注文。ビールやハイボールが定番です。串カツは、だいたい1本から注文できるので、好きなものを好きなだけ頼みましょう。テーブルには、共用のソースやキャベツが用意されています。揚げたての串カツが運ばれてきたら、ソースにたっぷり漬けて、熱いうちに召し上がれ！
1.3. 串カツと相性抜群！「キャベツ」と「どて焼き」
ほとんどの串カツ店で、無料の生キャベツが提供されます。このキャベツが、串カツの良い箸休めになるんです。油っぽさを流してくれるだけでなく、ソースを付けて食べるのもおすすめ。
また、大阪の串カツ店には「どて焼き」が置かれていることが多いです。牛すじを甘辛く煮込んだ大阪のソウルフードで、これもお酒が進む逸品です。ぜひ串カツと一緒に味わってみてください。
2. 絶対厳守！「二度漬け禁止」の鉄則と串カツマナー
大阪の串カツを楽しむ上で、最も重要なルールが「二度漬け禁止」です。これを守らないと、周りの迷惑になるだけでなく、お店の人にも注意されてしまうことも…。
2.1. 二度漬け禁止の理由とは？
テーブルに置かれたソースは、他のお客さんも使う共有のソースです。一度口をつけた串を再びソースに戻してしまうと、衛生的に問題が生じてしまいます。大阪の串カツ文化を支える、大切なマナーなので必ず守りましょう。
2.2. ソースが足りない時はどうする？
「もう少しソースが欲しいな…」と思った時は、串カツに添えられているキャベツが大活躍！キャベツでソースをすくって、串カツにかけるようにしましょう。この食べ方が、まさに「通」のやり方です。キャベツも美味しくソースを味わえるので一石二鳥ですよ。
2.3. その他のマナー：食べ方や串の置き方
串カツは基本的に手で持って食べます。熱いので火傷に注意してくださいね。食べ終わった串は、テーブルに置かれた**専用の容器（串入れ）**に入れましょう。お店によっては、串の本数でお会計を計算するところもあるので、食べ終わった串は捨てずに保管しておいてください。
3. だるま、さくらだけじゃない！大阪串カツ隠れた名店巡り
大阪には「だるま」や「さくら」といった有名店以外にも、地元の人に愛される美味しい串カツ店がたくさんあります。今回は、そんな知る人ぞ知る名店をご紹介します。
3.1. 串カツ横綱 新世界本店 (新世界)：
新世界のシンボル、通天閣のすぐ近くにある大型店。店内は活気があり、まさに大阪の下町情緒を体感できます。串カツの種類が非常に豊富で、定番からユニークな変わり種まで、選ぶのが楽しくなります。特にチーズや紅しょうがの串カツは試す価値あり！大人数でも入りやすいので、グループでの利用にもおすすめです。
3.2. 元祖串かつ 新世界じゃんじゃん (新世界)：
ジャンジャン横丁の入口にある老舗で、創業から変わらない秘伝のソースが特徴です。衣は薄めでカリッと揚がっていて、何本でも食べられる軽さが魅力。カウンター席で、揚げたてをすぐにいただけるスタイルも、串カツの醍醐味を味わえます。
3.3. 串かつ 越源 (新世界)：
新世界の中でも、隠れた名店として地元の人に愛されるお店です。衣がサクサクで軽く、何本でも食べられると評判。特に海鮮系の串カツが美味しいと評判なので、ぜひ試してみてください。アットホームな雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。
3.4. 串カツ・どて焼 福政 (日本橋)：
日本橋の電気街、でんでんタウンの近くにある、創業50年以上の老舗です。職人が丁寧に揚げる串カツは、衣が薄く、油っこさを感じさせません。特に、名物のどて焼きは、とろとろに煮込まれていて絶品。昔ながらの雰囲気で、ディープな大阪を味わいたい方におすすめです。
3.5. 串かつ 六覺燈 (難波)：
ミシュランの星を獲得したこともある、創作串カツの名店です。一般的な串カツ店とは異なり、落ち着いた雰囲気の中で、旬の食材を使ったこだわりの串カツをコース形式で楽しめます。ワインとのペアリングも提案してくれるので、特別な日の食事や、少し贅沢をしたい時にぴったりです。
3.6. 串かつ凡 (北新地)：
北新地にある、こちらもミシュランの星を持つ高級串カツ店。厳選された食材を使い、一本一本丁寧に揚げられた串カツは、まさに芸術品。薄衣で油っこくなく、いくらでも食べられそうな軽さです。接待や特別な会食にも利用されることが多いです。
まとめ：あなたも今日から「大阪串カツマスター」！
大阪の「串カツ」は、ただの揚げ物ではありません。そこには、大阪の人々の温かさや、気取らない人情、そして「食い倒れ」の文化が凝縮されています。
「二度漬け禁止」のルールを守りつつ、今回ご紹介した名店や通の食べ方を実践すれば、あなたもきっと「大阪串カツマスター」になれるはず！ぜひ、大阪を訪れた際には、熱々サクサクの串カツを心ゆくまで堪能してくださいね。