出産祝い、いくら贈る?年代・関係性で変わる「喜ばれる」金額の目安と選び方
新しい命の誕生は、本当に嬉しいニュースですよね!「何かお祝いを贈りたいけれど、いくらくらいが適切なんだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。出産祝いの金額は、贈る相手との関係性やご自身の年代によって、一般的な相場があります。でも、一番大切なのは「おめでとう」の気持ちが伝わること。ここでは、出産祝いの金額の目安から、心温まるギフト選びのヒントまで、まるっとご紹介します。
出産祝いの金額相場、関係性別に見てみよう!
出産祝いの金額は、贈る方と赤ちゃんのご両親との関係性によって大きく異なります。無理のない範囲で、心を込めてお祝いを選びましょう。
1. 赤ちゃんのおじいちゃん・おばあちゃん(ご両親)から
お孫さんへの出産祝いは、一番高額になる傾向があります。
- 相場:30,000円~50,000円
- 内孫か外孫か、同居か別居かによっても金額は変動することがあります。
- 中には100,000円を超えるお祝いを贈る方もいますが、これはあくまで目安。ご自身の経済状況や、ご両親・親族間での取り決めがあれば、それに従うのが一番です。
2. 兄弟・姉妹から
兄弟・姉妹へのお祝いは、ご自身の年齢や結婚の有無によっても変わってきます。
- 相場:5,000円~30,000円
- 20代の独身の方であれば5,000円程度、既婚の方や30代以上であれば10,000円~30,000円が目安になることが多いです。
- 特に弟や妹への出産祝いは、少し多めに包む方もいます。
3. 親戚・親族(いとこ、姪、甥など)から
普段のお付き合いの頻度によっても金額は変わりますが、一般的な目安はこちらです。
- 相場:10,000円~50,000円
- いとこや姪・甥へは10,000円~20,000円程度、おじ・おばへは10,000円~30,000円程度が相場とされています。
- 日頃から親しく交流がある場合は多めに、あまり行き来がない場合は控えめにするなど、柔軟に考えましょう。
4. 友人・知人から
親しい友人から、ちょっとした知人まで、関係性の深さで金額は変わります。
- 相場:3,000円~10,000円
- 特に親しい友人であれば5,000円~10,000円、近所の知人などであれば3,000円程度が一般的です。
- 複数人で連名でお祝いを贈る場合は、一人あたり2,000円~3,000円程度出し合って、合計で15,000円~50,000円程度になることが多いです。
5. 職場の同僚・上司・部下から
職場関係の方へのお祝いは、関係性や部署内での慣習も考慮しましょう。
- 相場:3,000円~10,000円
- 上司や先輩へは5,000円~10,000円、同僚や部下・後輩へは3,000円~5,000円が目安です。
- 連名で贈る場合は、一人あたり1,000円~3,000円程度が一般的。部署内で相談して金額を合わせるのがおすすめです。
金額だけじゃない!出産祝い選びのヒント
金額の相場を知ることは大切ですが、一番は「お祝いしたい」という気持ちです。金額に加えて、贈る相手への心遣いをプラスすることで、より一層喜ばれるお祝いになりますよ。
1. 贈る時期と渡し方
出産祝いは、赤ちゃんが生まれてから7日~1ヶ月以内を目安に贈るのが一般的です。退院後、母子の体調が落ち着いた頃を見計らって、事前に連絡をしてから訪問するか、配送サービスを利用しましょう。
2. 「これ欲しかった!」を叶える実用的なギフト
現金ももちろん喜ばれますが、赤ちゃんの成長に合わせて必要なものがたくさんあります。
- ベビー服や肌着: 少し大きめのサイズを選ぶと長く使ってもらえます。オーガニック素材や着脱しやすいデザインが人気です。
- おむつやミルク: いくらあっても困らない消耗品は、実はすごく助かるギフトです。高級なおむつや、こだわりミルクのセットなどもいいでしょう。
- ベビー用品: スタイ、おくるみ、おもちゃ、ベビーケア用品など、あると便利なものはたくさんあります。
- 商品券やカタログギフト: 相手が本当に欲しいものを選べるので、失敗がありません。育児グッズの専門店やデパートの商品券も喜ばれます。
3. 特別感を演出するパーソナルなギフト
名前入りのアイテムや、思い出に残るギフトも喜ばれます。
- 名入れアイテム: タオル、ブランケット、ベビー食器など、赤ちゃんの名前を入れた特別感のあるギフトは記念になります。
- 手形・足形キット: 赤ちゃんの小さくて可愛い手足の記念を残せるキットも人気です。
- 写真立てやアルバム: 赤ちゃんの成長記録を残せるアイテムは、長く愛用してもらえます。
4. 贈る際の心遣いと避けるべきこと
- メッセージを添える: 短くても良いので、お祝いの気持ちが伝わる温かいメッセージを添えましょう。
- 「4」や「9」の数字は避ける: 縁起が悪いとされる「死(4)」や「苦(9)」を連想させる金額や枚数は避けるのがマナーです。
- 高額すぎるお祝いは避ける: 相手に内祝いなどのお返しで気を遣わせてしまう可能性があるため、相場からかけ離れた高額すぎるお祝いは避けた方が無難です。
まとめ:大切なのは「おめでとう」の気持ち
出産祝いの金額相場はあくまで目安です。一番大切なのは、新しい家族を迎えたご両親への「おめでとう」という心からの気持ちです。ご自身の気持ちと無理のない範囲で、最高の「おめでとう」を伝えられるお祝いを選んでくださいね。